■ ロングマン現代英英辞典 5訂版のネイティブ音声の導入方法
ロングマン 現代英英辞典 5訂版(以下、LDOCE5) に添付されている DVD-ROM からネイティブ音声の抽出ができるようになりました!
また、P-Study System Ver.8.4 を利用すれば自動的に発音してくれるようになります。
■ 背景
P-Study System ではこれまで COBUILD 英英辞典 第4版、第5版からネイティブ音声を導入することができました。
今回、これまでのCOBUILDと同様に、ロングマン 現代英英辞典 5訂版(以下、LDOCE5) からも、添付の DVD-ROM からネイティブ音声の抽出ができるようになりました。
■ 変換手順
隆さんが作成されたLDOCE5 DVDをEPWING化する(改) のスクリプトを元に変換・抽出スクリプトを作成しました。
ここではP-Study System用に音声ファイルを抽出する方法を解説します。
※EPWING化が必要な場合は下記LDOCE5変換ツールに添付のreadme.txtを参考に実行してください。EPWING化についても元のスクリプトに比べて「ActivePerlのインストールが不要」となっており、若干手間が減っています。
※マシン性能によりますがおおむね1時間~数時間程度かかりますので余裕をもって作業を進めてください。
以下に詳細な手順を示します。
- ロングマン現代英英辞典5訂版 付属のDVD-ROMをインストールする(インストール先は標準のままとしてください)
- LDOCE5変換ツール をダウンロードし、解凍します。
- 解凍したフォルダにある extract_psssound.bat を実行します。
- 変換には時間がかかります。私の環境では 30 分ほどかかりました。
- copytopss.bat を実行します(【注意】このとき右クリックメニューから「管理者として実行」してください)。
- Windows Vista以降の場合、標準ユーザ(一般ユーザ)では実行できません。管理者アカウントでログインしてください。
- コピー完了 と表示されれば終了です。
以上の手順で、ネイティブの音声を再生する準備が整いました。
■ 学習方法
P-Study System Ver.8.4.0 Alpha2 以降を導入し、 設定の学習|音声再生で「英英辞典のネイティブ音声を自動的に再生する」にチェックを付けてください。
あとは自作問題集を含むほとんどの英単語問題集で音声が再生されるはずです。
■ ライセンス
本変換ツールのライセンスはGPL 2に従うこととします。
■ 謝辞
オリジナルスクリプトの作者の隆さん、takさんをはじめ、 本ツールに関わる全ての方々に感謝します。(作者の一覧はreadme.txtをご参照ください)
■ 注意事項
変換した辞書データ(音声データを含む)は個人で利用する以外の用途に利用しないでください。 例えば変換してできた問題集ファイルを友人・知人・他人あるいは不特定多数の人に配布する行為は著作権法その他の法律・法令で禁じられています。
■ 更新履歴
- 2013-04-25
- PARによりexe化し、ActivePerl不要とした
- PSS用コピースクリプト追加
- 2013-04-26
- 音声抽出のみを実行するために split_psssound.pl を追加(ImageMagick不要とした)