#author("2021-09-17T18:10:55+00:00;2005-04-05T16:38:48+00:00","","")
[[PSSdev]]

#contents

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* 概要 [#qc802677]
** SQLite を使った実装 [#hbb9d286]

既存の pdb2 レイヤーの下に、SQLite を用いた DB レイヤーを設ける。

アプリケーション側のインタフェースは pdb2 に似た pdb3 レイヤーを設ける。

実装は Bridgeroot で行う。

* テーブル [#g624b430]

pdb3 は DB で実装されるため,SQL テーブルが基礎となる.

ここでは各テーブルのスキーマや役割などについて解説する.

- [[./テーブル]]

* 実装 [#hf1fb0ef]

** 各IDの有効範囲 [#ze2ce3dc]

||user-id|element-id|mode-id|log-id|daily-id|
|初期状態(最初の起動時)|x|x|x|x|x|
|ユーザ名設定後|o|x|x|x|x|
|問題集選択後|o|o|x|x|x|
|モード選択後|o|o|o|x|x|
|学習前|o|o|o|△(仮設定)|△(仮設定)|
|学習後|o|o|o|o(仮設定IDでinsert)|o(仮設定IDでinsert)|

学習前は log-id の最大値を log_id table から取得し,仮設定する.
学習後は insert する.

daily-id についても同様.

** 履歴の更新 [#i44d93c2]

学習管理クラス CTransDlg より DailyLog (daily_log + daily_question_log) を得る.



* 互換性 [#yb454b4e]

pdb2 と pdb3 の互換性について.

** 最終不正解問題,最終学習問題 [#t05cd5a4]

pdb2 では各問題の履歴に「前回の不正解フラグ」と「前回の学習フラグ」が存在した.
これらは各問題が所属する問題集を最後に学習したとき(前回)に,その問題を学習していたか,不正解であったかを記憶するフラグである.

pdb3 においては各問題が問題集とは独立した存在であるため,問題の履歴に「問題集に対する参照を伴う履歴情報」を載せることはできない.
従って,これらの履歴情報は別の形で実装する.

まず,「学習毎の履歴」に「どの問題を学習したか」という情報を付加する.実体は daily_questions_log である.「前回」の「学習毎の履歴」を特定することは daily_log を参照すれば容易に実現できるため,「最終不正解問題」や「最終学習問題」は daily_questions_log のサブセットとして実現される.

但し,履歴の移行時にはこれらの情報は切り捨てられる.
これはフラグによる情報は daily_questions_log よりも情報量が少ないためである.

** 学習毎の履歴 [#p1c1afaa]

学習毎の履歴について、pdb3 では各回で学習した問題IDとその履歴を保存する。

このため、pdb3::DailyLog には正解数と不正解数のカウンタがなく、その下に含まれる pdb3::DailyLog::DailyQuestionLog の正解数、不正解数を集計することで「学習回での正解数、不正解数」を取得することになる。

履歴の pdblog2 -> pdb3 への移行時には、pdblog2::DailyLog には学習した問題群と履歴が存在しないため、仮想的に qid=0 の問題を追加し、その正解数、不正解数に「学習回の正解数、不正解数」を保存する。

従って、DailyQuestionLog を利用する際には、qid=0 のものは基本的に無視する必要がある。

このような移行を行うのは,pdb3 への移行後に「正解率推移グラフ」が消えると移行時に情報が大きく失われたように(PSS の UI 上)見えてしまうためである.

* ビューの例 [#p106b1e8]

** v_folder [#k9342382]

folder テーブルに名前を付けたもの。

 CREATE VIEW v_folder AS 
   SELECT e1.name AS 'name', e2.name AS folder
     FROM folder, element_info AS e1, element_info AS e2
     WHERE folder.id = e1.id AND folder.fid = e2.id


* その他 [#l3b9b1c5]

** auto-increment in question table [#t1b97863]

 INSERT INTO question VALUES(NULL,'zero','0','h','desc','w.wav','')

NULL を許可している INTEGER PRIMARY KEY に NULL を指定すると、auto-increment が行われる。
で、その際の値は sqlite_last_insert_rowid() で取得できる。

>このことから、おそらく実装としては rowid をそのまま INTEGER PRIMARY KEY に使っているんだろう。
潟若若菴遵

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